「マップクラウドトピア」は、パソコンやスマートフォン(スマホ)、タブレットで利用できる地図情報アプリ。地図情報としては、ゼンリンの住宅地図を使用している。同アプリを使えば、住宅地図上の一区画ずつに、営業状況の区分などによって、異なる色分けを施すことができる。
区分の内容は、導入社が独自にカスタマイズすることができ、最大で9999区分を用意できる。訪販企業の場合は、例えば『成約』『交渉中』『留守』『再訪禁止』といった区分を用意することも有効だという。スマホやタブレットから利用できるため、訪問販売員は出先から簡単に操作することが可能だ。
地図情報の一区画ごとに、コメントや写真、動画などを営業履歴として残すこともできる。マンション、アパートなどについては、部屋ごとに営業履歴を管理することも可能だ。社員の営業を一元管理できるようになるため、業務効率化につなげることができるという。
販売員の管理にも役立つ。同アプリに入力されたデータはCSVデータとして出力できる。「例えばAという販売員の一日の営業動向を管理することも可能」(清水弘一専務取締役)と言う。
2023年には、マップ上に色分けしたラインを引くことができるようになった。営業マンごとの担当エリアを判別するのに利用することができる。既に営業を実施したエリアの判別に活用することもできるとしている。
アプリの利用料金は販売員の数など条件により異なる。無料のトライアル版も用意している。