ダスキンの2023年4-9月期(中間期)における訪販グループの業績は、家庭、事業所向けともに減収となった。訪販グループの主力のクリーンサービス事業の売り上げは、前年同期に比べて営業日数が少なかったことから減収となった。家庭訪販事業の売上高は同3.0%減だった。
家庭向け商品は、リニューアル後に販売が好調だった「ロボットクリーナーSiRo」や、蛇口直結タイプの小型浄水器の売り上げが減少した。
「営業専任組織」は加盟店に拡大しているが、加盟店の人員確保が働き手不足により当初計画から遅れているという。その結果、計画と比較すると解約を上回る獲得には至っていないという。一方で、直営店・関係会社では、新規が解約を上回る状況になってきており、徐々に成果は表われているという。
ケアサービス事業(役務提供サービス)の売り上げは、「ホームリペア」(住まいのピンポイント補修)が減少したものの、「サービスマスター」(プロのお掃除サービス)ではエアコンクリーニングが好調に推移した。「メリーメイド」(家事代行サービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆除と総合衛生管理)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)は拠点数が増えたことで増加した。
ヘルス&ビューティー事業では、前年同期比5.8%減の8億8300万円だった。
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