スクロール、2024年4-12月期 連結売上3.4%増 支援事業増収
スクロールの2024年4‐12月期(第3四半期)における連結売上高は、前年同期比3.4%増の628億4200万円だった。営業利益は同10.3%増の54億4200万円、経常利益は同12.6%の57億3400万円、当期純利益は同12.3%増の38億8500万円だった。売上高はソリューション事業の成長、利益面ではeコマース事業再編効果が寄与したという
通販・ECの支援を手がけるソリューション事業の売上高は、同23.7%増の225億8500万円だった。物流代行においては、BtoB-ECや食品ECなどの新しい市場を開拓している。新規顧客の獲得に向けた営業活動や、物流センターの効率改善などにも取り組んでいるという。
通販事業の売上高は同0.3%減の305億2000万円だった。夏・盛夏物商品の受注は堅調に推移したものの、暖冬の影響により冬物商品の受注が例年よりも遅い立ち上がりだったという。
eコマース事業の売上高は同18.6%減の108億8200万円だった。事業効率化を目的とした事業再編による不採算商材からの撤退や規模縮小が減収の要因だという。運営費用と販促費などのコストを削減し、利益は改善した。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信