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2025.02.14

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LINEヤフー、2024年4-12月期 eコマース取扱高4.8%増 ヤフーショッピングは9.5%増

LINEヤフー、2024年4-12月期 eコマース取扱高4.8%増 ヤフーショッピングは9.5%増

LINEヤフーの2024年4‐12月期(第3四半期)におけるeコマース取扱高は、前年同期比4.8%増の3兆2804億円だった。ショッピング事業を中心とした国内物販系取扱高の成長に加え、国内サービス系取扱高も堅調に推移した。国内ショッピング取扱高は同5.8%増の1兆3154億円。2024年10‐12月期(純第3四半期)における「ヤフーショッピング」の取扱高は同9.5%増に成長した。

「ヤフーショッピング」では、2024年11~12月に実施した販促が好調だった。同12月から「ヤフーふるさと納税」の提供も開始したことで、注文者数と注文単価の増加につながった。

コマース事業の売上高は同3.3%増の6363億円だった。ZOZOグループやアスクルグループの成長などが増収に寄与した。2024年5月にコマース事業者に対して集客や販促・顧客維持などのトータルソリューションを提供するバリューコマースを非連結化した影響があったものの、増収で着地した。コマース事業の売上高が全売上高の44.5%を占めている。

LINEヤフーは2024年12月、越境EC事業などを展開するBEENOSを買収すると発表した。BEENOSを買収して、リユース事業の強化を図る。


LINEヤフーにとって、リユース事業はコマース領域において安定的な収益を確保できる領域であり、中核的な位置付けになっている。だが、リユース市場を取り巻く環境は変化しており、成長は鈍化傾向にある。成長拡大への取り組みが急務となっている。

LINEヤフーは今後、高成長が続く越境EC向けの取り組みに注力する。越境EC市場で実績のあるBEENOSの知見を活用する。

BEENOSの購入代行サービス「Buyee」を利用する海外ユーザーと、「ヤフーオークション」「ヤフーフリマ」の出品者をつなげることで、越境EC取扱高の拡大を図る。2024~2028年度にかけて、越境EC取扱高の年平均成長率を10%にすることを目指している。

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