メルカリの2024年7-12月期(第2四半期)のマーケットプレイスの流通総額(GMV)は、前年同期比5.0%増の5537億3100万円だった。江田清香取締役は「計画の想定に対して若干下回っている」と述べた。
10月ごろまで気温が高く、冬物商品の販売が伸びなかったことや、不正利用の影響を受けたとしている。ただ、ホーム画面の刷新などが寄与し、年末にはGMVが伸長した。
GMVにスポットワークサービス「メルカリ ハロ」の実績は含まない。
「メルカリ ハロ」への投資強化や、不正利用対策費用を追加計上するも、調整後のコア営業利益率は39%だった。「メルカリ ハロ」を除く調整後のコア営業利益率は46%で、高い収益性を実現しているとしている。
2024年10-12月期(純第2四半期)におけるマーケットプレイスの月間アクティブユーザー数(MAU)は、同3.2%減の2279万人だった。
「MAUが頭打ちだとは思っていない。実数だけではなく、アクティブに使っていただける方を増やしたい。不正利用者は排除したい」(同)と話した。
マーケットプレイスの安全な利用環境を構築するため、トラブルへのサポートの強化、補償の拡大、不正利用者の排除に注力する方針だ。
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