大手食品メーカーキユーピーの子会社のトウ・キユーピーが販売する「睡眠ケア」の機能性表示食品「リラーレ」がヒットしている。24年11月期の同商品の売上高は、前期比2倍以上の約2億6000万円だった。アマゾンなどのECモールでの販売が主体となっている。
「リラーレ」は、「メラトニン」を増やす働きを持つラフマ由来抽出物を配合した機能性表示食品だ。「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには、睡眠の質(眠りの深さ・起床時の睡眠に対する満足感)の向上に役立つことが報告されている」と機能性を表示している。
トウ・キユーピーによると、同商品は、「花の不快感ケア」「免疫ケア」を表示する機能性表示食品「ディアレプラス」とセットで購入するユーザーが多いという。「鼻の不快感」に課題を感じるユーザーは、「鼻がグズグズして夜眠れない」という悩みを持っていることが多いという。「ディアレ」で鼻のグズグズをケアしつつ、「リラーレ」で睡眠のケアも行うことによって、ユーザーの満足感が高まっているそうだ。
トウ・キユーピーによると、ECモールで「リラーレ」を購入するユーザーは、男性の方が多いイメージだという。好評価のレビューを投稿してくれる人も多いとしている。
トウ・キユーピーでは、オフライン・オンラインの広告をバランスよく出稿していくことにより、顧客とのタッチポイントを増やしていく考えだ。
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