ショクブン、2024年4‐12月期 ミールキットが6.3％減 2025年4月に価格を値上げ

食品宅配のショクブンの2024年4‐12月期（第3四半期）における連結業績は、売上高が前年同期比6.3％減の45億8000万円、営業損失は同48.4％減の2000万円だった。

主力のメニュー商品（ミールキット）売上高が同6.3％減の41億6500万円、特売商品の売上高は同6.3％減の4億1500万円だった。

「稼ぐ力の醸成」を目標に掲げ、事業構造の改善を推進。売上原価は、前期から行っている生産性の向上、今期から始めた生鮮食品の仕入方法の見直し、一部加工商品の内製化、メニュー作成の際の原価管理の徹底に取り組んだ。その結果、葉物野菜などが大幅に高騰した当期でも原価率上昇はなかったという。

一方で、物価上昇に伴い、2025年4月から主力商品を値上げする。値上げに向けて、外食企業とのコラボ企画やご当地グルメ企画を推進し、生鮮野菜の鮮度にこだわった商品提供を目指す。

販管費は、業務効率化や人件費抑制などにより前年同期から9700万円減少の17億900万円だった。