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2023.12.01

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LINEヤフー、30万件の情報流出 第三者による不正アクセス被害

委託企業のPCにマルウェアが侵入したのが要因

LINEヤフーは11月27日、第三者による不正アクセスを受け、30万2569件のユーザーの個人情報が流出したと発表した。委託企業の従業員が使用するパソコンがマルウェア(デバイスやサービス、ネットワークに害を与える不正なソフトウェア)に感染したことが流出の原因だ。

30万件のうち、日本ユーザーの流出数は12万9894件に上る。取引先などの個人情報は8万6105件、従業者などに関する個人情報は5万1353件ほど流出した。

LINEのメッセージ内容や通話内容、LINEで店舗予約をした際の情報なども流出した。LINEのトーク送受信者の内部識別子、メッセージの類型、LINE通話のユーザーの内部識別子、音声通話タイプ、通話日時、LINE予約作成日、予約提携パートナー名、LINE予約を利用している事業者名などが漏えいした。

LINEヤフーは二次被害の恐れがあると評価したユーザーには、個別に連絡する。それ以外の取引先を含む連絡可能な顧客に対しても個別の連絡を実施する予定だという。今後、巧妙な詐欺やフィッシング詐欺の可能性もあるため、十分に注意するよう呼び掛けている。




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