化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、小林琢磨社長)の2024年12月期の業績では、訪販やサロン販売の対面販売チャネルである「委託販売」の売り上げ比率が、前期の61.8%から1.0ポイント低い60.8%となった。百貨店が10%、ECが5%となり、それぞれ増収した。ホテルアメニティ事業も、20%弱増収したとしている。ポーラ全体としては、前期比5.8%減の927億9800万円となった。
ポーラの2024年12月期の営業利益は、前期比14.0%減の99億3300万円となった。
委託販売チャネルでは、店舗数が減少。2023年12月末時点と比較して、138店舗減少し、2528店舗となったとしている。ポーラでは、こうした店舗数の減少トレンドは今後も続くと見ている。
委託販売チャネルの売上高は、前期比8.2%減の559億5700万円となった。2023年12月期から49億円以上減収した。
国内事業全体における購入単価は前期比0.5%減少した。顧客数は8.0%減少した。
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