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2025.02.25

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ニチコン、トライブリッド蓄電システム第3世代モデル販売開始 電気代の最小化を目指す

トライブリッド蓄電システムの仕組み

電池や電源開発などを手掛けるニチコンは2月13日、第3世代モデルとなるトライブリッド蓄電システムの販売を開始した。「太陽光発電」「蓄電池」「EV(電気自動車)」の三つのエネルギーをコントロールして、電気代の最小化を目指す製品として市場に投入した。

製品は、トライブリッド蓄電システム「ESS-T5/T6シリーズ」の第3世代モデル。住宅の太陽光発電を蓄電池とEV電池で最大活用できる。電気代の削減に加えて、ガソリン代の削減にも貢献する。蓄電池の電気だけでなくEV車の電気も停電時に使える特徴を持つ。

蓄電池単体の容量は7.4キロワットで、同様の容量を一つ増設できる。増設することで最大14.9キロワットhの容量となる。設置は国内外可能で、EV専用の充電器なども展開する。


▲「ESS-T5/T6シリーズ」の第3世代モデル

蓄電池や充電器などの販売は今年秋を予定しており、目標販売台数は初年度で2万台を掲げた。

同社は2012年に家庭用蓄電池を先駆けて開発し、市場に導入している。家庭用蓄電池のリーディングカンパニーとしてこれまでに累計で20万台以上(2025年1月末時点)を販売してきた実績を持つ。

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