新規組合員の獲得では、コロナ禍以降、個別訪問活動ができなくなったことを機に、都心などの地域によっては再開していないという。各種イベントでの出店は再開しており、新規組合員の加入数は計画比1.4%増、前年同期比2.5%増だった。
コロナ禍前と比べて戸別訪問が34%から18%に、イベントは22%から12%にそれぞれ減少した。一方で、ウェブ完結型の加入は19%から29%に増加した。全体の4割が相対で届けており、6割が置き配を利用しているという。
2023年2月から開始している、組合員に加入せずに3週間限定で利用できるサービス「おためし宅配」が成果につなげている。期間内は手数料無料で、一部商品を特別価格で購入できることから、新規組合員獲得に貢献しているという。
ウェブ限定で冷蔵品などの人気商品のセットが購入できる「選べるおためしセット」は、計画通りの注文数で推移した。「注文数に対する加入率が見込み通り確保できておらず、加入への誘導が課題となっている」(広報)と話す。