ヤマト運輸、自動運転の走行実証 ヤマト運輸共同輸送の効率化を

ヤマト運輸（本社東京都、長尾裕社長）は2月19日、自動運転トラックを用いた走行実証を実施すると発表した。区間は、新東名高速道路駿河湾沼津SAから浜松SA間、2月25日から27日にかけて実施するとしている。

この取り組みは、ヤマト運輸と、ダイナミックマッププラットフォーム（本社東京都）、BIPROGY（ビプロジー、本社東京都）、NEXT LogisticsJapan（ネクストロジスティクスジャパン、本社東京都）の4社で行う。

4社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）が公募した、「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業／デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発」の取り組みにおいて、自動運転を支援するデータ連携システムを開発したという。

同システムにより、自動運転トラックの安全な走行、スムーズな共同輸送による物流最適化の実現に貢献していくとしている。

今回の実証実験では、（1）共同輸送における最適な運航計画立案（2）自動運転車安全走行支援（3）走行環境変化に対応した運行計画変更（4）緊急事態対応支援─を実証していくとしている。