化粧品訪販のアイビー化粧品の2024年4-12月期(第3四半期)の売上高は、前期比0.1%増の17億2800万円だった。営業利益は、前年同期が8700万円の赤字だったが、1700万円の黒字となった。「レッドパワーセラム」などの既存のレギュラー製品の受注が順調だった。「サーマンスボディエステ」などの新製品の販売も好調だったとしている。
2024年10-12月期においては、販売員の増員に向けた取り組みが好調に進んだという。販売員の増員に必要な「SA研修」の動員数は前年同期間比で9.3%増、「美容教室」の動員数は同38.0%増となった。
販売員であるビューティーマネージャーの新規増員数は同13.4%増となった。営業所の新規増設数は同14.3%増となった。
一方で、会員である「アイビーメイツ(IM)」の新規増員数は同15.3%減となった。会員から販売員へと引き上げるペースは改善しつつあるものの、顧客から会員へ引き上げるペースは苦戦しているとしている。
2024年12月に発売予定だった新商品「モイストシートエンリッチ」が、一部の有償先行品においてカビが検出され、委託製造先での混入の可能性が分かったという。同商品は本発売を延期した。販売金額は少なく、出荷先も限定されていたため、影響は軽微だったとしている。
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