DIY用品やB2BのECを手掛ける大都(本社大阪府、山田岳人社長)の2024年12月期の売上高は、前期比13.0%増の84億6000万円だった。年商100億円が射程圏内に入ったとしている。24年に能登半島や宮崎県で地震があった影響から、防災用品の売れ行きが好調だったという。楽天市場での売り上げは2桁成長を達成した。アマゾンでも売り上げを伸ばしたとしている。
2023年2月に開設した、B2B-ECサイト「トラノテ」も好調だったという。「トラノテ」の売り上げは、大都のEC売り上げの内、約10%を占めるまでに拡大しているとしている。マキタ製の電動工具などの売れ行きが好調だったという。
大都では、アマゾンでも多くの商品を取り扱っている。そのため、多くの商品で、「カートを取る」ことに成功しているという。
アマゾンのB2B-ECサービス「Amazonビジネス」でも、売れ行きは好調だったとしている。
防災用品のほか、工場用扇風機やスポットクーラーといった、高単価な夏場の暑さ対策商品もよく売れたという。
今後は、楽天でもB2Bの展開を強化していくという。
2024年12月に始まったワーカー向けメンバーシップサービス「ビジネス割」を積極的に活用してくとしている。
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