日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」を展開するClear(クリア、本社東京都、生駒龍史CEO)はこのほど、資金調達を実施した。海外進出の強化に取り組むという。これまでの累計調達額は24億4000万円に達したとしている。
高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」は創業6年で、平均購入価格は5万円以上となっている。ECを中心に成長を続けており、小売店での取り扱いを百貨店に限定するなど、商流を絞っていたそうだ。昨秋には販売戦略の第2フェーズとして、小売市場への本格参入を発表した。
同社は今回、新規引受先であるHIRAC FUND(ヒラクファンド)をリード投資家として、新たに資金調達を実施した。既存投資家であるSMBCベンチャーキャピタルからも追加投資を受けたという。
今回調達した資金は、(1)グローバル領域を担う人材・採用強化(2)各国での、ペアリングイベントなどのリアルプロモーションの実施(3)海外のメディアへのアプローチなどのPR活動─など、「SAKE HUNDRED」の海外進出を目的に、投資するとしている。
生駒CEOは、「これから日本を越え、世界へと挑戦の舞台を広げていく」とコメントしている。
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