呉服販売の一蔵の2024年4‐12月期(第3四半期期)における和装事業は、受注獲得に向けて催事開催を強化したことにより、受注は前年同四半期実績を1.5%上回ったものの顧客への納品が遅れた影響で、売上高は前年同期比1.8%減の108億8700万円となった。営業利益は、売上高の減少に加え、受注獲得に向けた広告宣伝費の増加などで同16%減の4億9900万円となった。
和装事業のセグメント別業績は、振袖や呉服の「販売」が同6.7%減の57億800万円だった。「レンタル」は同14.4%増の15億2800万円、「加工」は同7.1%減の11億8300万円、「写真」は同4.4%増の19億6500万円、「その他」が同6.0%増の5億100万円だった。