プレミアムウォーターホールディングス、2024年4-12月期 営業利益は39.6%増
水宅配国内最大手のプレミアムウォーターを傘下に持つプレミアムウォーターホールディングス(PWHD)の2024年4-12月期(第3四半期)の営業利益は、前年同期比39.6%増の90憶700万円だった。売上高は、2023年に子会社のエフエルシープレミアムの株式を譲渡した影響で、前年同期比6.4%減の620億1600万円だった。水ボトルの製造コストなどの効率化によって、大幅増益を達成した。
同社の水宅配サービスに契約している顧客件数は、2024年9月末時点で、167万件となった。そのうち、浄水型サーバーの顧客の割合は11%だとしている。
営業利益が大幅に増加した要因は、(1)猛暑の影響による水の消費量の増加(2)巨大地震への注意喚起に伴う備蓄ニーズの高まり(3)岐阜北方工場の本格稼働による製造コストの削減─の3点だという。
成長ドライバーとなっているのは、商業施設でのブース販売やテレマーケティング(テレアポ訪販)で獲得した新規顧客の継続率を高めていることだとしている。スマホアプリを使った利便性の向上や、新型浄水サーバーなどの新製品の開発によって、顧客離れを抑制できているとしている。
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