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2025.03.17

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シーボン、2024年4-12月期 42%減の大幅減益 店舗の改装コストや広告費が増加

シーボン、2024年4-12月期 42%減の大幅減益

化粧品のサロン販売を展開するシーボンの2024年4‐12月期(第3四半期)の連結売上高は、前年同期比1.6%増の65億3600万円となった。店舗改装や広告宣伝費の増加、投資負担の影響により営業利益は42.0%減の3800万円となった。

シーボンは2024年中に、ブランディング強化の一環として、新Philosophy(フィロソフィー)・コーポレートロゴの発表や、新ブランドコンセプトの導入、製品リニューアル、サロン改装を進めた。本社ビルの建替えを完了し、本社機能および研修センターを移転した。

直営店舗では、新規顧客の拡大やロイヤルカスタマーの育成を図り、イベントや広告、紹介制度の活用により、前年を上回る実績を達成した。工場見学ツアーや限定製品の販売により、既存顧客の単価は上昇した。一方、店舗スタッフの採用難などにより継続顧客数は減少した。直営店舗の売上高は前年同期比3.9%増となった。

新規事業のヘアトリートメントサロン「イマトリ」は3店舗を開設し、設備投資を進めた。売り上げは当初計画を下回り、利益面に影響を与えたとしている。子会社ジャフマック(本社東京都)の売り上げも前期水準に回復せず、計画との差異が生じた。

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