クラシコムの2024年8月-2025年1月(中間期)における連結売上高は、前年同期比26.%増の41億9300万円だった。雑貨やアパレルなどを扱うECサイト「北欧、暮らしの道具店」においてマーケティング投資を拡大したことで、購入者数は同19.7%増加したという。
「北欧、暮らしの道具店」単体の売上高は同20.8%増の40億7900万円だった。購入者数と1人当たりの売上高の両方が伸長したという。広告運用が好調なため、年間10億円程度の投資計画を維持して、エンゲージメントアカウントの拡大を進める方針だ。
オンライン広告に注力したことで、公式アプリのダウンロード数は30万件を突破し、売り上げ拡大に貢献しているという。
アプリ以外ではユーチューブチャンネルが特に好調で、2025年1~2月に登録者数が10万人増えた。ユーチューブについて、「運営とマーケティングとコンテンツが上手くかみ合った。すぐに売上高につながるのではなく、長期目線で顧客との接点を持つことができる媒体だと捉えている」(青木耕平社長)と説明した。
同社では2027年7月期に連結売上高100億円を目指す中期経営計画を掲げている。
「下期はマス広告はやらずに、売上獲得効率の良いオンライン広告に投資を集中する。D2Cブランド『foufou(フーフー)』も今後が期待できる状況だ」(同)と話した。
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