「Qoo10 K―Beauty Conference(キューテン・ケービューティ・カンファレンス)」は韓国コスメブランドから700人以上が参加した。同イベントにて、国際的な経営コンサルティングファームであるBain&Company(ベイン・アンド・カンパニー)の調査に基づき、「Qoo10」は国内のビューティープラットフォームでナンバーワンのGMVに成長したと発表した。
「『楽天市場』や『Amazon』など先行している大手プラットフォームがある。しかし、ビューティー領域ではリードしている」(同)と説明した。
「Qoo10」のGMVは毎年、成長を続けている。現在、会員数は2500万人を超えた。その中でもビューティー領域の伸びが「Qoo10」を成長させている。
イベントでは、コスメ企業を支援する新プログラムを発表した。「Qoo10 K-Beauty支援プログラム」では主に(1)新興ブランド(2)有望ブランド(3)ヒットブランド(4)トップブランド─4ステージに分けて、インディーズブランドを有力ブランドまで育成する。日本のコスメ企業向けにも同様の支援プログラムを提供するという。
「新興ブランド」ステージでは、500ブランドを発掘し、その中から200ブランドを選定する。
「毎週4ブランドをメインページでプロモーションする『メガデビュー』を企画する」(営業本部長・キム・ヤンス氏)と語った。

▲営業本部長のキム・ヤンス氏が新たな支援プログラムを発表
「有望ブランド」ステージでは、毎月最低4ブランドを選び、年間50ブランドを支援する。「Qoo10」のメインバナーページ、検索結果ページ、リストページで1年間、優先的に露出を支援する。営業担当が付き、「Qoo10」の分析を利用した、営業コンサルティングを提供する。
「ヒットブランド」ステージでは、MDとの1対1の商品企画を通じた「Qoo10」限定商品の企画開発を1年間支援する。
「売上100億ウォンを超えると『Qoo10』でTOP30に入ってくる。TOP30に入るとそのセラーを支援するチームがあり、そちらで支援させていただく」(営業本部長・キム氏)と話す。
「トップブランド」ステージでは、トータルサービスとして、広告や共同商品開発、ライブショッピング単独開催などを支援する。
「トップブランドは『メガ推し』により、会社を挙げて支援させていただく。『Qoo10』を通して日本で大きな実績を上げていただき、さらにグローバルに展開していただきたい」(営業本部長・キム氏)と話す。