高齢者向け宅配弁当などを展開するシルバーライフは3月11日、2024年8月-2025年1月期(中間期)業績を発表、値上げを実施したことが寄与し売上高は、前年同期比8.0%増の72億4600万円となった。FC加盟店への卸値の値上げと、高齢者施設向けの食材の値上げによって増収した。
FC加盟店の売上高は、前年同期比4.6%増の46億1500万円となった。コメの価格高騰の影響で売り上げは増加したものの、配達員の不足により販売食数は減少したとしている。加盟店数は、撤退や近隣店舗のM&Aを強化したことから、第1四半期から11店舗減の948店舗となった。
高齢者施設などへの食材販売については、冷凍食材の需要の高まりを捉えて営業活動を強化した結果、前年同期比19.7%増の8億7800万円となった。
個人向けの冷凍弁当販売は、ウェブにおける販促を積極的に行い、同11.9%増の17億5200万円となった。
売上総利益は、同11.9%増の24億5500万円。経常利益は同1.5%減の5億1700万円だった。物流を内製化したことで、自社拠点発送の物流量と運賃が増加したとしている。
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