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2025.03.28

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ジュピターショップチャンネル、総視聴数27万回超 中国向けライブコマースを実施

556万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーのリンピン氏

ショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を運営するジュピターショップチャンネル(本社東京都、小川吉宏社長)は3月21日、556万人のフォロワーを抱える在日中国人インフルエンサーであるリンピン氏を起用し、中国SNS「Weibo」でライブコマースを実施した。総視聴数は27万6000回だった。同29日にもライブコマースを実施するという。

2024年3月、Inagora(インアゴーラ)が運営する越境ECプラットフォーム「豌豆公主(ワンドウ)」 での販売を開始し、越境ECに参入していた。同9月には、中国最大級のプラットフォーム「京東商城(JD.com)」での販売も開始した。

「昨今、海外の消費者へ商品やサービスを販売する越境ECが拡大している。中国においてはジャパンメイドの人気や円安などの背景もあり、越境ECの人気が高まっている。日本のお客さまと同様に中国のお客さまにも『ショップチャンネル』でのお買い物を楽しんでいただくことを目的に越境EC事業を開始した」(事業開発部)と話す。

今回ライブコマースを実施するリンピン氏は、日本の文化や商品を中国市場へ発信し続けるインフルエンサー。ライブ配信の総再生回数は3億回超に上る。2019~2024年においては、「Weibo」の海外影響力アカウントTOP10に選出されたこともある。フォロワーは「日本の商品や文化に興味がある」「流行に敏感」なユーザーが中心を占めるという。

ライブコマースを実施して、「ショップチャンネル」を知らないユーザー層に認知を拡大できたという。

「ライブコマースでは、『デザインが素敵』『おしゃれ・かわいい』『エレガントだね』など短いコメントを多くもらった。寄せられたコメントや購入から、『ショップチャンネル』の厳選した商品展開が中国のお客さまに多くの関心を持っていただき、受け入れられたという手応えを感じている。第一歩を大きく踏み出すことができた」(同)と振り返る。

今回のライブコマースを機に中国国内での認知度拡大や販売数増加を図り、越境EC事業の拡大を目指す。今後も『ショップチャンネル』の取り扱いブランド、日本商品を中国の顧客に届けるため、商品力と調達力を生かし、中国のSNSやKOLを活用した越境EC事業の発展に注力していく。

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