特定非営利活動法人「埼玉消費者被害をなくす会」は、北の達人コーポレーションに対し、同社が販売する「薬用クリアストロングショットアルファ」の広告表示が景品表示法に違反するとして、表示の使用停止を求めていた。この件について、消費者庁は3月19日、両者の協議が成立したとして、消費者契約法に基づき公表した。
問題となった広告表示は、同製品が爪の内部まで浸透し、菌を殺菌・消毒できるとする表現や、爪トラブルの改善をうたう内容だった。埼玉消費者被害をなくす会は、これらの表示が景品表示法に定める「優良誤認表示」に該当すると指摘。同社に対し、表示の是正を求めていた。
協議の結果、北の達人コーポレーションは、埼玉消費者被害をなくす会の指摘に沿う対応を行い、2025年1月9日付で申し入れは終了した。
今回の件に関する改善措置の情報は公表されていない。
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