化粧品訪販の御木本製薬(本社三重県、田中利尚社長)は3月、ターゲット別ブランド戦略の強化を目的として、新会社「LINK(リンク)」を、2024年10月17日付で設立したと発表した。既存の訪販ブランドとは差別化されたブランドとして展開するとしている。
御木本製薬はこれまで、訪販で「MIKIMOTO COSMETICS(ミキモトコスメティックス)」ブランドを展開してきた。
美容に対する価値観やライフスタイルの多様化に対応するため、新たなブランド戦略に乗り出すのが、新会社設立の目的だという。
新会社では、従来の高級志向のブランドに加え、デジタル世代に向けた新ブランド「LINK+U」を展開する。
「LINK+U」のコンセプトは、”Effortless Beauty(エフォートレス・ビューティー)”。多忙な30代女性を主なターゲットに据え、海藻など自然由来の成分を生かしたスキンケア製品を提供していく計画だ。
環境への配慮を重視し、ナチュラルとサイエンスを融合させた商品開発を進めるという。
新ブランド「LINK+U」の詳細については、4月に発表する予定だとしている。
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