フジメン、防災士考案の保存食開けるだけでおいしく

「日本流通産業新聞」記者岩川彩夏

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「彩り豆とさつま芋のリゾット」

ブルーシートなどを販売するフジメン（本社福岡県、桃坂三郎社長）は3月11日、保存食「安備食OITOQ（あんびしょくオイトック）」を発売した。

アレルギー食材、化学調味料を使わず、赤ちゃんも食べられるようにした。加熱調理は不要で、開けるだけで冷たくてもおいしい保存食を目指した。防災士が被災地で聞いた声を元に商品開発したという。

「彩り豆とさつま芋のリゾット」「さつま芋と野菜の欧風カレーリゾット」など4種類を展開。いずれも国産米を使用した。5年間の保存が可能で1袋は300グラム。

「彩り豆とさつま芋のリゾット」の参考価格は税込800円。