一年後の反転攻勢
──2025年の戦略について聞きたい。
「紅麹問題」からちょうど1年が経過した。これまでは広告効率の悪化から広告出稿を抑えていたが、ここから反転攻勢をかけていく。
2023年に発売した、「免疫ケア」を表示できる機能性表示食品「免疫ピース+(プラス)」の売り上げは、「紅麹問題」の影響で厳しかった中ではあったものの、伸ばすことができた。2024年1月に発売したフェムケア商品「わたしプロローグ」については、消費者のニーズは高まっていたものの、「紅麹問題」の影響があったため、
広告投資を抑えていた。これから積極的にプロモーションを掛けていく。
2025年2月には、「カルピス健康通販」の柱の商品の一つである、骨密度ケアの機能性表示食品「骨こつケア」をリニューアルした。「骨密度の上昇」に加えて「ひざ関節の動きや違和感軽減」をサポートできることも表示できるようにした。
今後、他の製品のリニューアルも予定しており、そのタイミングでプロモーションに投資していく考えだ。
獲得効率も改善
──御社のマーケティングはオフラインが主流だ。今後、EC化率を高める予定はあるか。
当社も、デジタルシフトは喫緊の課題だと考えている。単純にウェブ広告の投資を増やすということではなく、SEOや商品ページの作り込みなど、受け皿の改善の余地はまだまだある。外部のサポートなども受けながら、積極的に検討していきたい。
フリーズドライみそ汁の通販を展開するアマノフーズは、デジタルシフトで成果を生んでいる。アマノフーズのノウハウも共有しつつ、基礎を固めていきたい。
オンラインで流入したお客さまのLTVが高いというデータもある。
オフラインのお客さまの反応も良くなってきている。「骨こつケア」はリニューアル後、獲得効率が1~2割改善した。
オフラインの展開は継続しつつ、オンラインの割合を少しずつ増やしていきたい。