「これまでは、ウェブ広告やDM発送などで新規顧客の獲得を行ってきた。ただ、広告費の高騰が続いており、費用対効果が合わなくなってきている」(EC担当・塩塚健一郎氏)と話す。そこで同社では、2022年から短尺動画による情報発信や、自社サイトでの情報発信を本格化。健康に関する情報を発信することにより、集客につなげている。
同社で販売している「トリゴネージコーヒー」は、認知症予防に効果があるとされるトリゴネリンを高配合したコーヒーだ。発信する情報も、認知症に関する情報が中心だという。
「以前は、動画やイラストの制作を、外注しているケースもあった。現在は有料のAIを使い、作成している。外注よりも、はるかに安い。短尺動画や、会報誌用のイラストなどを作成している」(同)と話す。

▲会報誌のイラスト作成などにAIを活用
認知症に関する情報収集・情報発信にも、AIを活用しているという。「これまでは、海外の論文を探して、翻訳し、自分で目を通す必要があった。だが論文検索から要約、翻訳まで、AIでできる。もちろんチェックは必要だが、所要時間は大幅に削減できている」(同)と言う。
「AIは費用をかけずとも、使い方次第で幅広く活用できる。費用や所要時間が課題で、手を出しにくかった施策にも、AIを使えば乗り出せるようになる。今後もAIを活用して、新たな取り組みを進めていきたい」(同)と話している。