ファンド企業のW fundとT&D Innovation Fundをリード投資家として、三菱UFJキャピタル、複数のファッションブランドを展開するnewnの中川綾太郎代表、その他の投資家を引受先とした第三者割当増資を実施した。
商品開発では、新たなフレーバーの開発に注力する。人気の「ミルクティー」や「ピーチ」「抹茶」のほか、期間限定のフレーバーなどを開発していく。著名人などを巻き込んだキャンペーンなどを実施して、新たなフレーバーのプロテインの購入促進を図る考えだ。
「定期的に限定フレーバーを発売して、スターバックスのように、『KOREDAKE』はこの季節になったらこの味が出ると思ってもらうことを目指していきたい」(鈴木友樹CEO)と話す。
定期購入サービスも強化する。現在販売している大袋サイズ、シェーカーなしで飲める持ち運び可能な「シェイクパック」のほか、250グラムの新サイズを販売する。
「『ミルクティー』など人気の味も250グラムのサイズを用意する。そうすることで、お気に入りの『ピーチ』は大袋で、『ミルクティー』は250グラムサイズでというように、顧客は柔軟に商品を楽しめる。この方法で定期購入をしてくれている顧客に新たな楽しみを提供していく」(同)と話す。
本社も移転
メップルはこのほど、本社を渋谷・松濤に移転した。新オフィスはメップルの社員が働くだけでなく、顧客やアンバサダーなどを招き、活発な交流ができる場としても活用する。新オフィスには、キッチンを完備している。「KOREDAKE」の新フレーバーの試飲や、「KOREDAKE」を使用した菓子の試食なども可能だ。
顧客やアンバサダーなどを招いて、ウェルネスについての勉強会や、試飲会などを実施して、ウェルネスの理解浸透を図る。顧客とともに商品を開発することで、よりブランドを支持するロイヤルカスタマーへの育成にもつなげていく。
「当社のこの新オフィスを起点に、ウェルネスを広げていきたい」(同)と話す。