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2023.12.10

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フランスベッド販売 第2四半期 猛暑でイベント集客厳しく 訪販事業は大幅減収に

催事販売は猛暑の影響で微増に

インテリアや介護用品などの販売を行うフランスベッド販売はこのほど、2023年4-9月期(中間期)の売上高が、前年同期比0.5%増となったことを明らかにした。経常利益は、前年同期を下回ったとしている。夏季の猛暑の影響で、イベント会場への集客が減少したことが減益の要因になったという。

2023年4-9月期における、主力のインテリア事業の売上高は、前年同期比3.8%増となった。フランスベッドグループの展示場や一般イベント会場を活用したインテリア展示販売会は、月平均85回開催したという。成約率は60.2%と高水準を維持していたとしている。

顧客平均単価も、前年同期比で1万8000円増加し、25万8000円となったという。コロナが5類に移行したことが、リアルでの販売に拍車をかけたようだ。

一方で、7・8・9月における猛暑が影響し、イベント会場への集客が減少。辛うじて2023年4-9月期の増収は確保したものの、7月以降に追加投入したウェブや新聞広告の効果が限定的だったことなどが、減益の要因となったとしている。

訪販事業については、販売員の減少や、事務所の閉鎖などが影響し、前年同期比28.3%の減収になったという。

EC事業については、巣ごもり消費の縮小が顕著に影響し、売り上げが低迷したとしている。2023年4-9月期におけるEC売上高は、前年同期比5.2%減になったという。




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