電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムが販売する、医療機関向け「電解水透析システム」が、京都府の岡村医院 腎・泌尿器科クリニックのオーバーナイト透析に、日本で初めて導入された。
オーバーナイト透析とは、夜間の睡眠時間を利用して8~10時間かけて行う長時間透析のこと。尿毒素の除去効率向上や、透析直後の倦怠感軽減、合併症リスク低減といったメリットが期待されている。
日本トリムが展開している電解水透析は、水素を含む電解水を透析液に活用することにより、酸化ストレスや炎症を抑制し、透析患者のQOL(生活の質)向上を目指す技術だ。2025年2月時点で、全国33施設、1000床に導入されており、透析患者の健康維持に貢献しているという。
岡村医院は、患者に寄り添う医療を理念とし、通常の透析に加え長時間透析の環境を整備。今回の電解水透析の導入により、さらなるQOL向上が期待されるとしている。
日本トリムは、今後も電解水透析の研究開発と普及を進め、グローバルな標準治療としての発展を目指す方針だ。
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