「VENETRON」は、「月経」をキーワードとした機能性を表示できる数少ない素材だ。「VENETRON」に含まれる機能性関与成分は「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン」となっている。
科学的根拠のデータでは、ラフマ由来ヒペロシドとラフマ由来イソクエルシトリンを、健常な成人女性に1日各1ミリグラム摂取させたところ、「イライラする」「気が散る」「憂鬱(ゆううつ)である」といった「負の感情」が、プラセボ群よりも有意に低下したという。負の感情が、プラセボ群よりも有意に低下したという。負の感情の測定は、「月経に伴う精神的・身体的不調に関する質問票(MDQ)」に基づき行ったとしている。
「PRISMA2020(以下2020)」に準拠した届け出は、いまだに差し戻しが多いとされている。高度なデータに基づくSR(研究レビュー)が必要となっている。
そうした中ではあるが、「VENETRON」については、長年の研究開発のデータを蓄積してきていることもあり、「2020」に準拠した届け出が受理されたとしている。
常磐植物化学研究所では、サプリメント形状の食品の原料の工場として、(一社)日本健康食品規格協会(JIHFS、ジフス、事務局東京都)の健康食品の原材料GMPの認証を取得している。
消費者庁では、2024年に発生した「紅麹問題」を受けて、機能性表示食品の原材料の厳格な品質管理を求めている。同社の原料について、GMP認証により、原材料の品質が担保されており、アドバンテージになるとしている。
常磐植物化学研究所では、「フェムケアの市場は、社会課題の解決として確実にニーズが高まる分野だ。今後も市場は拡大する見通しだ」(営業部・学術マーケティング課 染野かなで氏)と話している。
ベネトロンの詳細はこちら
https://www.tokiwaph.co.jp/functionality-venetron/