乾燥予防化粧品を展開するメディプラス(本社東京都、内田恭平社長)は、2024年度上半期(2024年9月〜2025年2月)の売り上げ実績が、前期比2%増の22億6000万円に達したと発表した。定期割引制度の見直しによる客単価の上昇に加え、新製品の発売が貢献した。特に、12月に数量限定で発売された「メディプラスリペアリップパック」は発売から6日で完売し、話題を集めたとしている。
1月には、主力商品「メディプラスゲル」のユーザーの声を反映した新製品「メディプラスゲルコンク」が登場し、2か月で売り上げトップシェアの「メディアプラスゲル」の売り上げの10%に達するなど、好調な滑り出しを見せた。
オンライン販売の比率が高まる一方で、全国のバラエティショップ143店舗での販促活動によりリテール事業も伸長した。前年比44%増の売り上げを記録した。新たな販路開拓では、紙媒体に加えてウェブやテレビのインフォマーシャルを活用し、インフルエンサー施策も売り上げ拡大に寄与した。
ロジスティクス部門では梱包や配送コストの見直しを行い、年間約1億円のコスト削減が見込まれている。
下半期においても、CRM強化やTVインフォマーシャルの時間帯拡大、インフルエンサー施策の継続により、新規顧客の獲得を推進。売上成長が著しいリテール事業では、店舗限定商品の導入によるさらなる販路拡大を図る。
同社は「不安な肌と心の声に耳を傾ける」というブランド理念のもと、顧客との信頼構築を重視した事業展開を続けていく方針である。
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