健康食品通販国内最大手のサントリーウエルネス(本社東京都、栗原勝範社長)の2024年12月期の売上高は、前期比2.1%減の1136億円だった。営業利益は同8.2%減の167億1100万円だった。国内では、小林製薬の「紅麹問題」の影響により苦戦したという。
一方で、連結子会社が展開する東南アジアなどでの海外事業は好調に推移したとしている。
サントリーウエルネスを主軸とした、サントリーホールディングスのウエルネス事業の連結売上高は、前期比3%増の約1400億円だった。サントリーウエルネスの減収を、海外事業を行うSuntory Wellness Asia Pacific(所在地シンガポール・台湾)の増収がカバーしたとしている。
サントリーウエルネス本体は、機能性表示食品の健康被害による市況環境悪化のため、減収となったとしている。
オフライン広告経由の新規顧客の獲得効率の悪化などがあったとみられる。
一方で、メンズスキンケアの「VARON(ヴァロン)」は好調だった。
2024年12月期中の「VARON」シリーズの売上高は、前期比47%増の48億円となったとしている。
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