ベルシステム24、50億円の売上創出へ 生成AI搭載のCXプラットフォーム提供

ベルシステム24は3月31日、グローバルなCX（顧客体験）ソリューションプロバイダーであるナイスジャパンと協業し、生成AIを搭載したCXクラウド型コンタクトセンタープラットフォームの提供を開始すると発表した。今後5年間で5000席超の導入と、これに伴うコンタクトセンターにおけるAI活用やDX支援に向けたサービス提供により50億円の売り上げ創出を目指す。

「BellCloud＋CX（ベルクラウドプラスシーエックス）」はナイスジャパンの独自生成AIを搭載したCXソリューション「NICE CXone Mpower（ナイスシーエックスワンエムパワー）」をOEMで採用し、ベルシステム24の豊富な運用知見を組み合わせた次世代コンタクトセンターの基盤となるソリューション。

「BellCloud＋CX」の特徴は、（1）独自生成AI機能を搭載（2）国内のコンタクトセンター運用に即した導入・活用を支援（3）高い信頼性とスケーラビリティー─などがある。


▲ 高い信頼性とスケーラビリティ

国内のコンタクトセンターに必要なPBX（機内交換機）や通話録音、シートマップなどの基本的な機能に加えて、リアルタイムでの音声認識と会話要約、管理者支援などの生成AI機能を搭載している。

機能のカスタマイズや運用コンサルティングまで支援する。

ベルシステム24は今回のプラットフォームの提供を通じて、コンタクトセンターの規模を問わず、生成AIをはじめとする最新技術の活用による業務効率化とCX向上を目指す企業へ提供し、新たな市場へのアプローチを進めていく。