「Makuake」は新商品や体験のデビューの場として、これまでに4万3000件を超えるプロジェクトを支援してきた。
「Makuake」実行者の約7割はプロジェクト終了後に一般販売を行っているが、その際、販路開拓や価格設計などに対して課題を抱えていることが多いという。
一方で、SB C&Sは販売代理店として、ソフトバンクショップ、家電量販店、ドラッグストア、法人販売など、多様な販売チャネルのネットワークを保有している。特にガジェット、IoT製品など家電ジャンルにおいて豊富な販売実績を持っている。
一般販売におけるネットワークや知見を持つSB C&Sと連携することで、「Makuake」実行者の課題解決につながると考え、本パッケージを提供することにしたようだ。
コンサルパッケージでは、主に(1)プロジェクト設計時のコンサルティングと一般販売時の販路紹介(2)プロジェクト終了済み商品の販路開拓─などを支援する。

▲プロジェクト設計時のコンサルティング&一般販売時の販路

▲プロジェクト終了済み商品の販路開拓
「SB C&Sの持つ販売ネットワークと知見を生かし、『Makuake』実行者の一般販売をサポートする。このビジネスを加速させることで、流通ビジネスの新たな道筋となることを期待している」(SB C&S 専務執行役員 兼 コンシューマ事業本部長 藤原勝氏)と話す。
マクアケのプロジェクト推進本部 執行役員/Makuake事業責任者の松岡宏治氏は、「今回の提携を通じて国内外のワクワクする商品が、生まれ、広がり、残っていくことを実現していきたいと考えている」と期待を寄せる。