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2025.04.21

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御木本製薬、「かつてないほどの広告投資を」 通販化粧品ブランド「LINK+U」始動

LINKの松田和志社長(写真左)と中島茉純プロダクトマネージャー

化粧品訪販の御木本製薬は4月4日、グループ会社のLINK(リンク、本社三重県、松田和志社長)が運営する通販化粧品ブランド「LINK+U(リンク)」から4製品を発売した。訪販化粧品の高価格なカウンセリング化粧品とは異なる、中価格帯のセルフ化粧品として、ECを中心に展開していくという。LINKの松田社長は、「『LINK+U』には、御木本製薬としては、かつてないほどの投資を行っていく」としている。

「LINK+U」の展開は、御木本製薬のマルチブランド戦略の一環だという。自社ECサイトでの定期販売を主体としている。初回購入者には、洗顔フォームなど4品の1週間分のトライアルセット(税込1500円)を提案。定期購入へと引き上げるツーステップマーケティングを採用している。

今後、SNSなどのウェブ広告を徐々に展開し、2年程度のスパンで、ECモールにも出店する計画だという。ポップアップストアの出店や、アメニティールートの開拓も目指すとしている。

ブランドのターゲットは30~40代。「私らしくを、美しく。EFFORTLESS BEAUTY」をコンセプトに掲げている。

最大の特徴は、「ナチュラル×サイエンス」の融合だという。過酷な環境で育つ海藻や植物から抽出した独自複合成分「シナジーフローコンプレックス」を配合し、保湿・整肌効果を高めている。粒子コントロール技術を駆使し、各製品の浸透力・吸着力・保湿力を最大限に引き出す処方設計にしているという。

クレンジングオイル、洗顔フォーム、化粧液、保湿乳液の4製品をそろえている。


▲洗顔フォームなど4品をラインアップ

環境保全とサステナビリティーにも配慮している。三重県産の海藻を活用した原料のアップサイクルにも取り組んでいる。バイオプラスチック容器を採用しており、FSC認証紙を使用している。パラベン・鉱物油・合成香料・着色料を含まない処方にするなど、人と地球にやさしい製品づくりを追求しているという。

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