ナチュラリープラス(本社東京都、田嶋隆志社長)は3月17日、幹細胞とオートファジーの研究に着目したプレミアムサプリメント「スーパー・リバイブ」を発売した。
「スーパー・リバイブ」は、筑波大学の磯田博子教授が研究代表者を務める国際共同研究事業「SATREPS(サトレップス)」での10年以上にわたる研究成果をもとに、ニュートリション・アクト(本社東京、石川雅仁社長)が開発した成分「ヒフワンステム」を配合したサプリメント。
「ヒフワンステム」は、900種類以上の植物から選び抜かれたオリーブ葉から抽出した成分。成分名の由来になったのが、HIF-1(ヒフワン)と呼ばれる体内たんぱく質。2019年にノーベル賞を受賞した研究の過程で見つかったという。
「サトレップス」とは、地球規模の課題解決に向けた日本と開発途上国による国際共同研究を推進するプログラム。持続可能な開発をめざす国際社会に貢献していくために、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)とJICA(独立行政法人 国際協力機構)が連携。日本の科学技術で、開発途上国の課題を解決するとともに、成果の実用化をめざしている。
今回の「ヒフワンステム」は、前述のJSTとJICAの支援による国際共同研究事業の基礎研究の成果を基に、健康食品・化粧品のOEM製造を手がけるニュートリション・アクトがJSTのビジネス化支援を受けて、産官学連携の実用化研究により開発された。
「スーパー・リバイブ」には「ヒフワンステム」のほか、高麗人参の根に豊富に含まれる健康成分ジンセノサイドや、ポリフェノールの一種であるレスベラトロール、白ブドウの種子由来成分で、ポリフェノールの王様と言われるプロアントシアニジンを豊富に含んでいるエノビータの3成分も配合。美と健康を強力にバックアップし、身体本来のすこやかさを維持するという。
「スーパー・リバイブ」は、2024年に台湾、シンガポール、香港で販売されてヒットし、累計で12万袋を販売したという。初上陸の日本においては、「初年度6万袋」(同社)の販売を計画している。
同社は、発売日前日の16日、「ナチュラリープラス フォーラム2025」をパシフィコ横浜アネックスホールで開催。会員1000人超が参加し、幹細胞研究の専門家による講演を行った。
会員価格は、内容量36g(300ミリグラム×120粒)で3万2400円(税込)。