石渡商店、サメの全体活用を 自社でペットおやつを展開

気仙沼産のフカヒレなどを展開する石渡商店（本社宮城県、石渡久師社長）は2022年からペット事業に参入した。サメの肉や骨を使用したペット用おやつなど、計7種類を販売している。

同社では約60年間、フカフレ専門店として事業を展開。そんな中、フカヒレ以外のサメの全体活用を目指してきたという。

ペット事業は、2022年に自社工場を設立し、製造を行っており、「UMINO PET（ウミノペット）」としてブランドを展開している。今後はサメ以外でも、地元の海産物を使った商品展開を視野に入れているという。

同商品は、自社ECサイトを中心に販売している他、一部卸にも対応している。価格は税込704円となっている。