ファンケルは4月21日、親会社のキリンホールディングスなど8社と連携し、使用済みの化粧品ボトルを飲料用ペットボトルに再生する取り組みを開始すると発表した。
キリンHDのほか、村田製作所、花王、キリンビバレッジ、ペットリファインテクノロジー、アサヒ飲料、TDK、JEPLANと取り組む。
ファンケルと花王が店頭で回収した化粧品ボトル、TDKと村田製作所の工業用PET、キリンビバレッジの自販機用サンプルをそれぞれ原料として使用する。
これらをペットリファインテクノロジーがリサイクルし、各社に供給していく。
キリンビバレッジとアサヒ飲料は飲料用ペットボトルの一部に、花王は化粧品ボトルの一部に採用していく計画。ファンケルも製品利用を検討していく。
こうした非食品用途のPETを原料にした飲料用ペットボトルへの再生は初めての取り組みという。