主力ブランド「北の快適工房」では、主力商品の「ヒアロディープパッチ」や薬用爪ケアの「クリアストロングショットアルファ」などが引き続き堅調に推移したが、新規顧客獲得が進まず減収となった。
一方で、効率的な新規獲得ができず、広告費を抑えた結果、営業利益は大幅に改善した。
電子タバコブランド「SPADE(スペード)」については広告の出稿先の減少や、LTVの低迷により、新規の広告出稿を停止。既存顧客への定期販売のみを続けていくという。在庫過多により棚卸資産評価損を計上し、業績に一部影響したが、同ブランドの構成比は小さく、全体への影響は軽微としている。
今後は商品ラインナップの拡充を加速し、25年7月末には中期経営計画を公表する方針だ。定期収益モデルの強化を軸に、安定成長を目指す姿勢を強調した。