コンタクトセンター業界最大手のトランスコスモスは12月4日、台湾で2拠点目のオペレーションセンター「致理(ちり)センター」を開設したと発表した。54席を設け、主に台湾市場向けのコンタクトセンターサービスやECワンストップサービスを提供していく。
センター運営はトランスコスモスの子会社である台灣特思爾大宇宙股份有限公司(トランスコスモス台湾)が行う。
センターは致理科技大学内に開設した。致理科技大学との産学連携により、学生のアルバイト先として大学内で気軽に働ける環境を用意した。効率的で安定した人材確保を実現したい考えだ。
▲54席を設けた対応言語は、中国語(標準語)、台湾語、日本語、英語の4言語だ。電話、メール、チャット、SNSでの問い合わせに対応する。コンタクトセンターサービスとECワンストップサービスを提供し、台湾企業のカスタマーサポートとEC売り上げ拡大を支援する。
11月30日には、致理科技大学の陳珠龍(チェン・ヂュロン)学長を始め3人の教職員を招き、「致理センター」の開所式を実施した。
「当学はデジタルマーケティングにおけるライブストリーミングを活用するPChome(ピーシーホーム)や、Shopee(ショッピー)などの企業と協力してインターンシップを実施し、学生と就職市場がシームレスにつながることを目指している。今回、新設した致理センターで、より多くのインターンシップや雇用の機会が創出されることを楽しみにしている」(陳学長)と話す。
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