イングリウッド、化粧品・美容領域を強化 メディカルコートと資本業務提携

イングリウッド（本社東京都、黒川隆介社長兼CEO）は4月22日、化粧品・医薬部外品・美容関連商品の企画開発や販売を行うメディカルコートと資本業務提携を締結したと発表した。メディカルコートの高い商品力に、イングリウッドのマーケティングソリューションを掛け合わせることで、スキンケア市場において品質の高い商品をより多く展開したい考えだ。

イングリウッドは2005年の創業より生活雑貨・アパレル・食品・ヘルスケア・スキンケアなどの企画販売を行ってきた。特にEC領域における知見・データ・インフラを生かし、より良い商品を販売してきた。

現在では過去の知見を活用し、リテール企業・メーカーが抱えるさまざまな販売面での課題に対して、ソリューションを提供している。

近年では、冷凍宅配食サービスの「三ツ星ファーム」、モデルの梨花がファウンダーを務めるトータルセルフケアブランド「AKNIR（アクニー）」など、自社ブランドを展開し、商品販売の知見を深めている。

さらに事業を加速するため、「商品を通じて世の中に貢献したい」という思いを持った企業と資本面も含む踏み込んだ提携を行うことで、同社のマーケティングソリューションとのシナジー最大化を目指している。

「メディカルコートは国際ライセンスを持つエステティシャンと共同開発した『Fleuri（フルリ）』をはじめ、流行の変化が激しいスキンケア領域において、高い商品力によって長くお客さまに愛されるブランドを創り上げてきた。メディカルコートの商品力やブランド運営力に、当社が自社ブランド運営やマーケティング・コンサルティング支援事業で培ってきた商品販売におけるマーケティングソリューションを掛け合わせることで、より多くのお客さまに手に取っていただけるブランドへとともに成長できることを楽しみにしている」（黒川社長兼CEO）と話す。

イングリウッドは中長期戦略として、自社ブランドの販売事業やマーケティング・コンサルティング支援事業の成長に加えて、M＆Aを通じて新たなソリューションやプロダクトを開発し、非連続的な成長を目指している。今後も積極的なM＆Aを推進していく見通しだ。