同社は2022年に3段階目の「えるぼし認定」を取得していた。「プラチナえるぼし認定」の取得に当たっては、女性管理職の比率が35.6%と高いことや、非正規社員から正社員への転換制度があること、育児・介護・健康・働き方に関する包括的な支援体制があることなどが、評価されたという。男性の育児休業の取得率が、前年比83%増となるなど高水準を記録したことも評価された。フレックス勤務やリモートワーク制度の導入も柔軟な働き方を支えている。
健康分野では不妊治療や更年期障害へのサポート、販売員のがんと就労の両立支援「がん共生プログラム」など、女性特有のライフステージに応じた福利厚生を展開している。意欲ある女性のキャリア支援だけでなく、無意識バイアスへの研修も実施。組織全体での意識改革も進めている。