JALUX、空港外の物販に進出 北海道フードフロンティアを子会社化

JALグループの商社で通販事業を展開するJALUX（ジャルックス、本社東京都、河西敏章社長）は4月2日、全国に北海道特産品販売店「北海道うまいもの館」を展開する北海道フードフロンティアを完全子会社化したと発表した。JALUXとしては、グループ初となる空港外に物産販売店舗を展開する。販路を拡充し、さらなる売り上げ拡大を狙う。


▲「北海道うまいもの館」

JALグループは全国24空港に展開する空港店舗「JAL PLAZA（ジャルプラザ）」、成田・羽田空港の空港免税店舗「JAL DUTYFREE（ジャルデューティーフリー）」の運営、交通系リテール事業者や全国小売事業者への卸売り事業、海外への日本スイーツの輸出事業などを手がけている。

2021年には北海道帯広市のフードバレーとかち推進協議会とJAL、JALUXの3社で包括連携協定を締結し、北海道十勝産の食材を活用した商品開発などにも取り組んでいる。

北海道フードフロンティアを完全子会社化したことで、空港外への物販店舗に進出する。また、JALUXの高速・高鮮度輸送を活用した産地直送の知見や物流網の構築、商品開発の秘訣なども活用し、北海道フードフロンティアに向けて、新たに”鮮度”という価値を創出し、「北海道うまいもの館」のさらなる価値向上に努める。