ミスミグループ本社が4月25日に発表した2025年3月期連結決算は、売上高が前期比9.3%増の4019億8700万円で過去最高を更新した。
事業別売上高は、FA(ファクトリーオートメーション)事業が前期比14.9%増の約1358億円、金型部品事業が同8.2%増の約864億円、流通事業(VONA)事業が同6.0%増の約1797億円。
地域別売上高は、日本が同3.8%増の約1776億円、海外は同14.1%増の約2243億円だった。
連結ベースの営業利益は同21.1%増の464億8000万円。
売り上げに占めるEC化率については非公開だったが、「相当数ある」(同社)と説明。一方、VONA事業は9割強を占めている。
また、新サービスについて、加工部品の製造業プラットフォーム「meviy(メビー)」は売上高が159億円、利用者が19万人に拡大したほか、利用頻度が多い商品を新ブランドとして提供する「エコノミーシリーズ」は売上高が111億円、顧客数は9万社となったとしている。
大量調達が可能な購買システム「D-JIT」の売上高も77%増えた(売上数字は非公開)。
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