昭和西川(本社東京都、西川恵会長)はこのほど、自社のベストセラー商品、マットレス「MuAtsu(ムアツ)」の最新モデルとして「30年MuAtsu」を発売した。今回、新たにモデル・女優の菜々緒をイメージキャラクターに起用した。菜々緒が出演するテレビCMを4月25日から全国で放送している。
「MuAtsu」は床ずれを防止できるマットレスとして、1971年から販売しているという。医療の現場でも利用され、累計販売数450万台のロングセラー商品となっている。
「建築ドームに使われる凹凸構造からヒントを得た。この形状は外部からの圧力を分散する性質を持つ。寝ている人の身体は、頭・肩・腰と圧力のかかり方が違う。それぞれの部分をしっかりと支え、自然な寝返りが打てる形を追い求めた商品」(西川元一朗執行役員)と「MuAtsu」について説明した。
「MuAtsu」はすべての商品に「8万回圧縮残留ひずみ試験」を実施しており、約7年間の使用を想定した試験において品質基準を満たしたものだけを商品化しているという。
「30年MuAtsu」は、正しくメンテナンスすれば30年間愛用できることを目指したという。「33万回圧縮残留ひずみ試験」を実施し、より厳しい自社の品質基準に合格したものを商品化したとしている。
齊藤淨一社長は、「菜々緒さんは高校生や若者にも影響力がある。世代を超えて質の良い睡眠を広げていきたい。自身も18歳の娘がいるが、最近では若い人の間で菜々緒さんを『菜々緒様様』と呼ぶこともあるそうだ」とコメントした。
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