ユニバーサル物産、おひつが累計4万個に到達 TV放送で注文増、予約待ちも

キッチン用品やアウトドア用品のユニバーサル物産（本社愛知県、林恭史社長）は、2019年から販売する「IWANO おひつ」の累計販売数が4万個に達した。

2024年3月にテレビ番組「がっちりマンデー」で取り上げられ、1日で6000個の注文が入ったが、手作りで製造するため、在庫数が間に合わずに入荷待ちに。2024年3月に受注を中断し、今年4月に全サイズの販売を再開したが、2合サイズは入荷待ち状態が続く。

調湿機能を持つ萬古焼（ばんこやき）で作られており、炊き立てに近い状態を維持する。

保存したごはんを温め直す際は、おひつをそのまま電子レンジに入れる。蒸し料理などの調理にも利用でき、食洗器にも対応する。

コメの価格高騰によって、1杯のごはんをおいしく食べたいというニーズが人気を押し上げたとみる。

1週間分をまとめて炊いて保存するという人にも合ったようだ。温め直したおひつを食卓にそのまま置くと、旅館に来たような気分が味わえるとの声もある。

サイズは、1合、2合、3合で展開。色は白と黒の2色。価格は2合サイズが税込7990円。