ヤマト運輸は、2025年10月1日(水)より宅急便の届出運賃を改定することを発表した。値上げ幅は最大で750円となる。これは、従業員および輸配送パートナーの労働環境の改善と、持続可能な物流の実現を目的とした施策の一環である。
改定の対象は、宅急便120サイズから200サイズ、ゴルフ宅急便キャディバッグ規格、スキー宅急便板規格であり、沖縄県発着分は除外される。たとえば、関東圏内の配送では、宅急便200サイズの運賃が現行の3720円から4470円へと、最大750円の値上げとなる。
同社は2023年以降、外部環境の変化を反映すべく、宅急便運賃を年度ごとに見直しており、今回もその一環として実施される。法人契約に関しては、出荷量や業務負荷に応じ、個別に協議を継続する姿勢を示している。
改定率は平均で約3.5%。なお、宅急便コンパクトや60〜100サイズについては運賃の変更は行われない。
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