ジャパネットホールディングス、2024年12月期 グループ売上2725億円 通販事業は主力の家電中心に成長

ジャパネットホールディングス(HD、本社長崎県、高田旭人社長)はこのほど、2024年12月期におけるグループ連結の売上高は前期比4.0%増の2725億円だと明らかにした。通販販売事業は主力の家電を中心に、クルーズ、食品、国内旅行などを展開し、売り上げを伸ばしている。

2024年7月に宿泊事業を手がける「ゆこゆこ」を傘下に持つ、ゆこゆこホールディングスを買収した。同10月には、スタジアムを中心にアリーナやホテル、商業施設、オフィスなどからなる大型施設「長崎スタジアムシティ」を開業している。

2025年12月期はさらなる成長を図る。通信販売事業の収益力を高めるとともに、新規事業をさらに強化する。

子会社でBS放送事業を行うジャパネットブロードキャスティングが2026年1月、新チャンネル「BS10(ビーエステン)」の放送を開始した。同社は2026年12月期に売上高100億円まで伸ばす計画だ。