LINEヤフーの2025年3月期におけるeコマース取扱高は、前期比4.3%増の4兆3766億円だった。「ヤフーショッピング」と「ヤフートラベル」が成長をけん引した。コマース事業の売上高は同2.6%増の8483億円だった。ZOZOグループやアスクルグループにおける増収に加え、サービスEC事業を中心とした各EC事業の成長により、増収を記録した。
国内ショッピング取扱高は同5.1%増の1兆7506億円だった。「ヤフーショッピング」の好調が増収に寄与した。出澤剛CEOは「『ヤフーショッピング』においてはUI/UXの改善、キャンペーンを実施した。『ヤフーショッピング』の取扱高は、前期比6.7%増に拡大した」と説明した。
「ヤフーショッピング」においては、レビュー内容を軸に生成AIが類似商品をレコメンドする機能の提供を開始したりして、ユーザーからの商品購入につなげている。
LINEヤフーは決算説明会で、今期から新たにtoC向けサービスのAIエージェントを本格始動すると発表した。
AIエージェントでは、ユーザーに最適な商品を提案する。グループのアセットを活用し、商品によっては新品ではなく、リユース品も提案する。「超PayPay祭」などのキャンペーンが近日中に開催される場合は、キャンペーンの実施も周知し、利用者が最もお得に購入できるよう促していく。
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